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2015「東北の子ども応援わんぱくプロジェクト」in岩手 開催

 

大船渡津波伝承館で津波の恐ろしさを実感
大船渡津波伝承館で津波の恐ろしさを実感

 連合は、10月10日からの3日間 、東北の子ども応援わんぱくプロジェクトin岩手を開催し、8月に長崎・佐賀で開催した時の子どもたち18名が、2か月ぶりに岩手の地で再会しました。また、今回は同時期に、北海道や東京の子どもたちも岩手・宮城の他校の子どもたちと交流が行われました。
 岩手のプロジェクトでは、震災を踏まえ、陸前高田市や大船渡市で防災を学び、その後、セメント工場の見学やスポーツ大会、地元の方々を交えたバーベキューなどを通じ再会を喜び合いながら交流しました。岩手の交流会には、初日の仙台空港着より神津会長も参加・同行いただきました。

 交流初日は、仙台空港を出発し、途中、津波の被災現場が残っている道の駅「タピック45」に立ち寄り、被災されたみなさんにお祈り(献花)をささげました。その後、さいとう製菓株式会社(著名菓子:かもめの玉子)の施設内にある津波伝承館にて、館長自ら撮影した震災時の津波の映像を視聴し、命の大切さ、そして、防災について学びました。
 2日目は、大船渡市にあるセメント工場を見学し、その後、三陸鉄道のレトロ列車に乗って恋し浜駅に行き、昨夜、夕食後に願いを込めて書いた絵馬を奉納しました。午後からのスポーツ交流会では、気仙地域協議会、そして青年委員会のみなさんが実行委員会となり、思考を凝らしたプログラムのもと開催され、終了後のバーベキュー交流会では、大船渡の子どもたちと家族のみなさん、そして地元のみなさんと一緒に楽しい時間を過ごすことができました。
 最終日早朝、宿泊したホテルの玄関前で岩手の子どもたちとのお別れ会を開催し、いつの日かまた会える日を誓い合いました。帰路にあたり、最後のプログラム、世界遺産・平泉中尊寺の金色堂を見学し長崎空港で解団となりました。

 早い時期から本プロジェクトにご支援ご協力をいただいた、構成組織・地域協議会のみなさま、そしてご理解とご参加をいただいた組合員のご家族と子どもたちに感謝申し上げます。

 ≪主なプログラム≫

1010日(土)

1011日(日)

1012日(月)体育の日

      8:00 長崎空港発
 11:15 仙台空港着(伊丹経由)
    -神津会長合流-
 15:00 被災地見学
      陸前高田市内
      道の駅「タピック45」
 16:00 防災学習
      大船渡津波伝承館

  8:40 工場見学
      太平洋セメント工場
  9:40 三陸鉄道乗車
      恋し浜駅に絵馬奉納
 13:30 対面式・交流会
      スポーツ大会
      バーベキュー交流
 18:30 お泊り会交流

      8:00 お別れ式
 10:00 世界遺産見学
      平泉中尊寺「金色堂」
 15:20 仙台空港発
 18:50 長崎空港着(伊丹経由)
    ※長崎・佐賀解団

 

  

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青年委員会「第4回ユースラリー」開催

 

バーベキューを食べながら交流
バーベキューを食べながら交流

 連合佐賀青年委員会は、10月3日からの2日間、唐津市「波戸岬少年自然の家」において、構成組織の若年組合員18名の参加のもと、第4回ユースラリー(以下、ラリー)を開催しました。本ラリーは、連合佐賀に集う組合経験の浅い青年・女性(新入組合員)を対象にし、組合活動へ興味を持ってもらうことを主旨に例年開催しています。

 今年のラリーでは、開会式後、4班体制による交流、また班の団結を深めるため「ソフトバレー」を行いました。交流中、ボールの空気が抜けるというトラブルもあり、産別の枠を超え、笑いの声の絶えない楽しい交流となりました。終了後はバーベキューによる夕食交流会を開催しました。

 今年は、北部地域協議会青年委員会のイベントとも重なり、夕食交流会では一緒し、さらには北部地協の行うゲームへも参加させていただき例年の2倍楽しい交流会となりました。

 夕食片づけ後、ナイトウォークを開催。ナイトウォークは、あらかじめ設定したコースの5つのポイントで、各班がクイズに答えながら歩くもので、全ての班が真っ暗の中、ポイントを目指しましたが、1つのポイントをどのチームも見つけられない事態が発生。場所が場所(文禄・慶長の役でなくなった武士の人骨が出土)だけに参加者は怖さ反面、楽しさ反面野、勇猛果敢に挑戦しました。

 ラリー2日目は、生活棟の交歓ホールでグループ討議を行いました。今回は「労働組合の活動って何?」というテーマで、「会社生活だけでは経験のできない人づくり、人格形成、教養を身につける最高の場面が組合活動であり、自分自身と仲間の引き出しづくりと眠っている可能性を引き出すもの」との内容で青年委員会担当の鍋田副事務局長より話があり、その後、各班で「年休を取るためには」とのテーマで討議を行い、討議した内容を共有し終了しました。

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連合「第4回構成組織・地方連合会女性代表者会議」へ出席

連合本部を代表して挨拶される南部副事務局長

 連合本部は、2015年9月25日(金)東京都「中央大学 駿河台記念館」会議室において、2015年度「第4回構成組織・地方連合会女性代表者会議」を開催し、連合佐賀より、森 千佳子副委員長(女性委員会)と宮﨑副事務局長が出席しました。

 開会冒頭、連合本部を代表して南部副事務局長は、台風18号水害へのお見舞いと復旧への慰労、安保関連法案や労働者派遣法への連合としての対応経過と今後の対応の思い(次期参議院選挙での必勝)についてふれられ、「本会議では、男女平等等社会の実現に向けた取り組みを中心に、大会方針や2016春闘での取り組みなどについて本部としての考えを提示するので、忌憚のない意見をお願いしたい」と挨拶されました。

 その後、連合本部男女平等局の局長および担当者より、①2016~2017年度運動方針(案)(各論5の男女平等に関する方針のみ) ②2016年度活動計画(案) ③地方ブロック女性会議 ④男女平等関連法制 ⑤第4次男女共同参画基本計画(素案)、以上5つのテーマについて意見交換を行いました。なお、テーマ①~③については、特に意見等もなく共有化されました。
 テーマ④の男女平等関連法制については、冨高次長より法改正の動向について報告があり、あわせて、女性活躍推進法と育児・介護休業法について、概要説明と労働組合としての取り組みポイントについて提起されました。

 女性活躍推進法は、9/25に閣議決定され、パブリックコメントを経て10月中旬を目途に雇用均等分科会で諮問・答申予定、2016年4月施行予定となっており、女性に対する採用や昇進等の機会の積極的提供や活用、職業生活と家庭生活との両立のための環境整備、および本人の意思尊重などを基本原則とし審議が行われています。
 法制定となれば、次世代育成支援法同様に一定の従業員数以上の企業へ基本方針等の策定や事業主行動計画の策定等の義務化されます。だたし、企業側は腰が引けているようであるとの受け止めから、連合(労働組合)として、春季生活闘争などを有効活用し会社へ働きかけを行っていくとの考えが示されました。
 育児・介護休業法については、妊娠・出産・育児期の両立支援策や仕事と介護の両立支援策の更なる充実に向け審議されており、今会議では、その概要や論議内容・状況なとについて説明が行われました。
 この2つのテーマに関し、一括して意見交換が行われましたが、改正内容や審議経過、制度概要に関する質問となり、制度そのものや労働組合としての対応の考えについて共有化を図る意見交換となりました。

 テーマ⑤の第4次男女共同参画基本計画(素案)に関しては、策定の基本的な考え方のポイントが説明され、長時間労働削減などの働き方改革、家事、育児・介護等への参画に向けた環境整備が重要であるとの考えから、「男性中心型労働慣行等の変革」が第4次の大きな柱でありポイントとなっていると報告されました。
 また、全国6か所で開催された公聴会について、それぞれ参加した女性代表者等より報告があり、総じて男性中心型労働慣行等の変革が盛り込まれたことへ評価する意見がある反面、第3次計画で示されていた文言、例えば「固定的性別役割分担意識の改革」など、一部削除されていることに対し、第4次計画の基本方針に盛り込むべきであるとの意見が多く発言されたとの報告でした。(福岡公聴会に宮﨑が参加し、同様の感想)

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青年・女性委員会合同「ユース21」開催

 

8つの分散会でグループ討議
8つの分散会でグループ討議

 連合佐賀青年委員会は女性委員会と合同企画のもと、9月23日からの2日間、嬉野市「和多屋別荘」において、構成組織・地域協議会より51名と実行委員会11名の計62名参加のもと、2015「ユース21」を開催しました。
 本集会は、産別の枠を超えた交流・学習により労働組合を担う青年リーダーの育成を目的として例年開催しているもので、連合佐賀に集う青年が交流を深める貴重な機会と位置づけて取り組んでいます。

 初日は、開会後、連合佐賀の相川会長より激励の挨拶を受け、その後、「私たちの生活と労働組合~労働組合がなぜ政治活動に取り組むのか~」と題し、富士社会教育センターの木村正之さんを講師に招き、コミュニケーション・シートによる自己紹介(自己を素直に表現する方法)やアイスブレイクによる硬い雰囲気をたたきこわし、和やかな明るい雰囲気を作り出す手法などを学びました。特に組合役員として聴く力を身につけるために、アクティブリスニングや傾聴の5つのポイントを学びました。
 また、「生活と労働組合」として、労働運動はその基本として労働組合法第2条や連合の綱領(社会正義を追求し「力と政策」を備え、完全雇用の達成、労働基本権の確立、労働諸条件の改善、国民生活の向上)を提起し、具体的に労働者の幸福を実現するため、4つの活動(①経営参加活動②相互扶助活動③国際連帯活動④政治活動、社会貢献活動)を行っており、特に政治活動は、生活と法律は密接なものであることから、「投票に行こう」の取り組みなど選挙に取り組むことは非常に大事であると、労働組合としての政治活動の必要性について学びました。その後、各班における分散会で討議を行いました。
 なお、今年はオープニングに、メンタルヘルスに効果があるとされる二胡の演奏(二胡:西村美和さん、ピアノ伴奏:筋田望愛(みえ)さん)を取り入れ、青年委員会が掲げる「行動・感動・楽しさ発見」を実践する初めての取り組みとなりました。

 2日目は、分散会を継続し、各班のグループワークのまとめを行い、報告後、様々な意見が出され、諸課題解決に向けてどう取り組むべきか、参加者全員で共有しました。最後は、御厨実行委員長の総括をもって閉会しました。

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2016年度「政策・制度要求書」提出

①県知事へ要求書提出
山口知事(右)へ要求書を手渡す相川会長(左)

 連合佐賀は7月7日、佐賀県に対し2016年度政策・制度要求書を提出しました。
 今年度の要求にあたっては、2年スパンの2年次ということから、前年要求項目の中から重点項目を絞り込み、さらには山口知事が掲げるマニフェスト等も参考にしながら、9分野32課題102項目について、2016年度県予算編成に向けた連合佐賀政策制度要求書として作成しています。

 要求の基本理念は、「働くことを軸とする安心社会の構築」。連合は、誰もが安心して働き、暮らせる社会の実現をめざし“希望と安心の社会”をキャッチフレーズに、県としての実効ある雇用対策の強化や、公契約条例の制定など労働行政の強化や社会保障制度の充実を求めており、2016年度の要求事項は、以下の6項目を重点課題とし、労働者・生活者・納税者の視点から策定しています。

1.若年労働者の正社員化等、実効ある雇用労働対策の強化。
2.公契約条例の制定、「新しい公共」の推進と委託費の適正な算定等、労働行政の強化。
3.地域包括ケアシステム構築へ向けた地域医療制度・介護サービスの充実・強化、子育て支援、障がい者福祉の充実等を中心とした福祉・社会保障政策。セイフティーネットの機能強化。
4.教育の機会均等など教育制度の充実ならびに社会教育の充実
5.地方分権の推進・行財政改革
6.地球温暖化防止対策の推進・エネルギー対策の強化。

 要求書提出後の山口知事との意見交換は、知事が佐賀県知事に就任されて初めてでもあったことから、冒頭、「連合がめざす働くことを軸とする安心社会の姿と政策・制度の取り組み」について説明を行いました。
 その後、①本年4月20日に「医療提供体制の整備にむけた医療介護総合確保基金」に対する要請書を提出していたたことから、地域包括ケアシステムの構築に向けた事業の取り組みについて、②大学生の就職後の奨学金返済問題についての佐賀県としての取り組みについて、③公契約条例の制定について、の3事項を中心に意見交換を行いました。
 山口知事からは、①に関しては、まだ具体的な事業内容が示されていないものの、②については検討したいとの前向きな考えが示されました。
 今後は、10月の佐賀県との部局長交渉を踏まえ、2016年3月目途に回答をいただく予定です。

 

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2015年度「男女平等推進フォーラム」開催

 

育児休暇の体験談等を語られる山口佐賀県知事
育児休暇の体験談等を語られる山口佐賀県知事

 連合佐賀男女平等参画推進委員会は、6月20日(土)、佐賀市のアバンセ研修室において、構成組織・地域協議会および青年・女性委員会から約40名の参加のもと、男女平等推進フォーラムを開催しました。
 本フォーラムは、連合佐賀第4次男女平等参画推進計画を踏まえ、目標(3点)の一つである「多様な仲間の結集と労働運動の活性化」に向けた取り組みとして、連合佐賀としては初の開催となりました。

 フォーラムの開催にあたり、連合佐賀男女平等推進委員会の林委員長より、男女雇用機会均等法の経年や、連合佐賀としての第4次男女平等参画推進計画の概要や、推進委員長として男女平等参画社会の実現に向けた取り組みへの思いを話されました。

 フォーラムでは、佐賀県より山口知事を招き、「育児取得の経験談や佐賀県としての男女共同参画計画について」講演をいただき、自らが育児休暇を取得した背景や理由等を交え、体験談や佐賀県としての取り組みについて考えが話されました。

佐賀県の現状と課題を説明される佐賀労働局雇用均等室・原田室長
佐賀県の現状と課題を説明される佐賀労働局雇用均等室・原田室長

 つづいて、佐賀労働局雇用均等室の原田室長より、「佐賀労働局における雇用均等室の取り組みや課題、改正パートタイム労働法について」、県内の男女労働者を取り巻く状況や雇用機会均等室への相談状況(マタハラやセクハラなど)などを数字から見た客観的分析の概要について説明していただきました。
 佐賀県における女性労働者の特徴としては、総実労働時間が全国平均比で+100h、休暇取得が低く、また、委託事業における全国の調査結果においては、出産等を機に離職したことに対し「やや後悔している」と回答した女性が2割程度占め、理由としては、「経済的に厳しい」「仕事に就いたが希望の仕事に就けなかった」との結果となっているとのことでした。
 今後、女性が働き続けられる職場環境づくりを推進していかなければならない実態について理解を求められ、あわせて、セクハラの相談件数は減っている現状にあるものの、マタハラ相談は増加傾向にあり、マタハラ相談は均等室で対応しているということをPRしてほしい、と協力を求められました。

 フォーラムの最後には、事務局より、連合佐賀としての第4次計画に基づく各産別・単組での取り組み(大会や執行委員会での取り上げ)について、理解と協力を求め閉会しました。