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活動報告 INTRODUCTION

女性委員会「2017女性集会」開催


女性活動の活性化に向け「2017女性集会」開催

~高校生平和大使 藤田さんの平和への思い~

 

8産別より24名が参加
8産別より24名が参加

 連合佐賀女性員会は92日(土)、嬉野市「ホテル桜」において、構成組織8産別より24名参加のもと「2017女性集会」を開催しました。

 開催にあたり、冒頭、主催者を代表して塚本信子女性委員会委員長が挨拶を行いました。今年の集会では、連合女性活動の活性化に向け、また産別・単組の枠を超えた交流を目的に、グループディスカッションや記念講演等を企画しました。

4つのグループで女性活動の課題と活性策をテーマにディスカッション
4つのグループで女性活動の課題と活性策をテーマにディスカッション

 グループディスカッションにあたっては、前段、「連合佐賀女性委員会の活動と課題」について女性委員会担当役員の宮﨑副事務局長より、①連合とは、②女性委員会の設立と目的、③女性委員会の活動状況、④女性委員会の位置づけ、⑤2020年女性委員会活動のあり方検討(課題)を中心に、連合はどのような組織なのか、連合が取り組んでいる諸活動の紹介、また、女性委員会の活動状況や女性労働者を取り巻く環境の変化、女性委員会の位置づけ・役割、役員で議論しているあり方検討での課題認識などについて基調提起が行われました。
 その後、4つのグループにおいて「連合女性活動の課題と活性策について」をテーマにグループディスカッション(ブレーンストーミングとKJ法による)を行い、組合活動や制度への疑問や課題、連合組織やその活動を喚起するための広報・教宣の課題、また、組合に求めることなど、多岐に亘る疑問や課題が出されました。

 昼食時間は、ランチミーティングと位置づけ、グループディスカッションを踏まえた班内交流と親睦を趣旨に、職場や家庭のこと、組合活動や会社制度のことなど、普段聞けない疑問などを話題にしながら食事を通じた交流会を行いました。

 午後からは、ディスカッションした内容を各班模造紙1枚にまとめ、各班よりまとめた内容を発表していただきました。発表では、女性視点からの求める組合活動や参加方法、女性組合員の産別・単組の枠を超えた意見交換会の開催など、さらには晩婚化対策についてまとめられた班もありました。今回まとめられた活性化策は、女性委員会で精査し、今後の活動に活かさせていただきます。

 

藤田さの思いや考えに共感する参加者
藤田さの思いや考えに共感する参加者

 記念講演では、第20代(佐賀県第6代)高校生平和大使、武雄高校2年生の藤田裕佳(ふじた ゆうか)さんをお招きし、核兵器廃絶への高校生の思いや高校生平和大使の活動に関し、「“平和”とは何かを考える」と題し講演いただきました。
 藤田さんは講演冒頭、高校生平和大使とは何なのかを紹介と理解を求められ、その後、平和大使になろうと思ったきっかけ〔小学校時代の恩師や長崎修学旅行での谷口稜曄(たにぐち すみてる)との出会いや尊敬する先輩平和大使の活動など〕や、2017820日より5日間渡欧し、外務省のユース非核特使・22名の平和大使の一員としてジュネーブほかを訪問した概要や体験談を語られました。
 また、核兵器廃絶を求めなぜ高校生が署名活動を行っているのかの背景を語られた後、平和への思いを告げられ、「平和大使の活動は、核兵器が無くなってからが本当の活動だと思う」との自論を述べられ参加者へ共感を与えていました。
 
講演後は「ノーベル平和賞」候補申請への賛同カンパを塚本委員長より藤田さんへ手渡しし、集会全日程を終了しました。

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