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活動報告 INTRODUCTION

政策委員会「2015年度現地視察」開催

 連合佐賀は、2015年11月9日(月)、政策委員会を中心とした33名の出席のもと有田町を視察しました。

泉山磁石場を視察
泉山磁石場を視察

  2015年度は、2016年に「日本磁器誕生・有田焼創業400年」を迎えること、また、1年前のプレイベントが開催されていることなどを背景に、有田町を視察するこっとにしました。

 今、有田窯業界は売り上げの落ち込みにより、窯元が減少し、労働者数も減ってきています。この400年祭での様々な事業を佐賀県や有田町が開催し、反転攻勢をかけていこうという動きがあり、あわせて、県では欧州3大見本市への出展やオランダのデザイナーと新商品を開発する事業も始めています。有田町では、1996年開催した「世界・焱の博覧会」の総括から「新たなまちづくりのスタート」となるような魅力的なまちづくりをめざしています。

 当日は、泉山磁石場(日本磁器発祥の地・李参平公が発見/セラミックス連合による解説)、有田歴史民俗資料館、トンバイ掘のある裏通りを抜け、大イチョウを見学、深川製磁参考館では宮内庁ご用達品について説明を受けました。

 また、今視察では、有田生涯学習センターにおいて、吉島幹夫さんを講師に招き、「陶工 李参平公の生涯」というテーマで講演会を開催しました。李参平公が朝鮮から日本へ連れてこられ、多久藩からスタートして磁器の原料を泉山で発見したことなど、歴史を学ぶ講演会となりました。

 さらに、ヨーロッパ向けの磁器製品に取り組んでいる有田製窯の生産ラインの見学が急遽可能となり、作業現場の見学と説明を受けた後、「有田陶磁の里プラザ」(有田焼卸団地)を視察し終了しました。 

 

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