2017春季生活闘争 自治体要請キャラバン行動を実施
連合佐賀は、2月8日から2月24日までの間において、地域協議会と連携のもと連合佐賀四役とともに自治体要請キャラバン行動を実施しました。
本キャラバンは、春季生活闘争前段の取り組みとして毎年実施しているもので、佐賀県内全ての市町、労働基準監督署、ハローワークに対し、春季生活闘争における運動の両輪として推し進めている政策制度の実現、法令遵守を徹底した職場のワークルールの確立、労働者の将来不安解消に向けた取り組み等について要請書を提出しています。
また、意見交換を通じ連合の考えを訴え、全ての働く者の「底上げ・底支え」「格差是正」に向け、更なる検討と取り組みを求めています。
3月8日と10日には、佐賀県、佐賀労働局ならびに経営者団体へ要請行動を実施する予定です。
【要請事項】
〈市町〉
①地域の多様な主体との連携強化による産業政策と雇用創出の一体的推進 ②ワーク・ライフ・バランスの実現に向けた長時間労働の是正 ③公契約条例の制定による公契約の適正化 ④介護サービスの充実と人材の確保 ⑤子ども・子育て支援新制度の着実な実施と保育職場の環境改善 ⑥教育の機会均等の保障とこどもの貧困対策 ⑦臨時・非常勤職員の処遇改善 ⑧切れ目のない医療を提供する体制の確立（該当する市町のみ）
〈労働基準監督署〉
①監督体制の充実・強化 ②労使協定締結に関する指導強化 ③長時間労働の是正 ④ブラック企業対策 ⑤すべての労働者の安全・健康対策 ⑥労働相談・法令違反への対応
〈ハローワーク〉
①若者雇用促進法制定を踏まえた情報開示促進 ②契約後のトラブル防止 ③生活困窮者自立支援制度の充実 ④障がいを理由とする差別解消の推進 ⑤相談態勢の充実・強化
