若者の政治課題に対する意識を高めよう！
～2017ユースフォーラム（政治研修会）開催～
連合佐賀青年委員会は5月20日、自治労会館において構成組織、地域協議会、青年委員会役員ほか総勢63名（内女性6名）の参加のもと「2017ユースフォーラム」を開催しました。本フォーラムは、若者の政治課題に対する意識を高めることを目的に、毎年政治学習会として開催しています。
今年のフォーラムでは、安倍内閣が今国会での成立をめざしているいわゆる「新・共謀罪」の問題点への理解など国政の動向の政治学習と、青年・女性活動を活性化に向け、グループ・ディスカッションおよび国政報告会を実施しました。
開会にあたり、主催者を代表して仲原青年委員長より開催目的を含めた挨拶を行い、連合佐賀より吉冨副会長に連帯の挨拶をいただきました。
グループ・ディスカッション（テーマ「何をしようか？ 何が必要？ 青年活動」）では、前段、自己紹介を兼ねたアイスブレイクで、話しやすい雰囲気づくりを行い、その上で青年活動に関するアンケート（①活動への参加回数、②活動への満足感、③それぞれに行われている活動への重複感、④活動に望むもの、⑤自分ならどんな企画するか）への回答結果をもとに、各グループが「イベント企画委員会」との設定で、開催企画をつくってもらうことを目標にディスカッションを行いました。
国政報告会では、原口一博衆議院議員をお招きし、「国政報告～共謀罪とは～」をテーマに、冒頭、自らの政治家までの道と政治家としての道を語られ、世界地図を示しながら、世界の中の日本との見方を提起されました。その後、憲法問題にあわせ、「新・共謀罪」について、国会で問題点が次々と明らかにされる中で衆議院法務委員会で強行採決された暴挙を許してはならないと訴えられました。また、「戦争や人の不安を利用して、巨万の富を手に入れようとするもの新自由主義は、「今だけ、金だけ、自分だけ」との考えだ。これとたたかってほしい。規制緩和が進められているが、「規制」は自分たちのことであり、規制を求めて一人一人を守ろう。たたかうツールは情報である。この30年間は、戦争屋と金融屋が闊歩してきた。広く見る（世界から）、次元を変えて見る（高いところから）、長く見る（歴史の中から）ことを若い世代のリーダーに求めたい。」と力説されました。
