
連合は、10月10日からの3日間 、東北の子ども応援わんぱくプロジェクトin岩手を開催し、8月に長崎・佐賀で開催した時の子どもたち18名が、2か月ぶりに岩手の地で再会しました。また、今回は同時期に、北海道や東京の子どもたちも岩手・宮城の他校の子どもたちと交流が行われました。
岩手のプロジェクトでは、震災を踏まえ、陸前高田市や大船渡市で防災を学び、その後、セメント工場の見学やスポーツ大会、地元の方々を交えたバーベキューなどを通じ再会を喜び合いながら交流しました。岩手の交流会には、初日の仙台空港着より神津会長も参加・同行いただきました。
交流初日は、仙台空港を出発し、途中、津波の被災現場が残っている道の駅「タピック45」に立ち寄り、被災されたみなさんにお祈り(献花)をささげました。その後、さいとう製菓株式会社(著名菓子:かもめの玉子)の施設内にある津波伝承館にて、館長自ら撮影した震災時の津波の映像を視聴し、命の大切さ、そして、防災について学びました。
2日目は、大船渡市にあるセメント工場を見学し、その後、三陸鉄道のレトロ列車に乗って恋し浜駅に行き、昨夜、夕食後に願いを込めて書いた絵馬を奉納しました。午後からのスポーツ交流会では、気仙地域協議会、そして青年委員会のみなさんが実行委員会となり、思考を凝らしたプログラムのもと開催され、終了後のバーベキュー交流会では、大船渡の子どもたちと家族のみなさん、そして地元のみなさんと一緒に楽しい時間を過ごすことができました。
最終日早朝、宿泊したホテルの玄関前で岩手の子どもたちとのお別れ会を開催し、いつの日かまた会える日を誓い合いました。帰路にあたり、最後のプログラム、世界遺産・平泉中尊寺の金色堂を見学し長崎空港で解団となりました。
早い時期から本プロジェクトにご支援ご協力をいただいた、構成組織・地域協議会のみなさま、そしてご理解とご参加をいただいた組合員のご家族と子どもたちに感謝申し上げます。
≪主なプログラム≫
10月10日(土) | 10月11日(日) | 10月12日(月)体育の日 |
8:00 長崎空港発 | 8:40 工場見学 | 8:00 お別れ式
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